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2014年02月14日

2014エフェクトセミナー サンプルシーン解説 レベルD

今回はエフェクトセミナーをするに当たって基本的な破壊エフェクトの予習を基本から見ていこうと思います。レベルDのサンプルシーンでは最もベーシックで重要な、SCオペレーターを使ったセッティングを説明していきます。以前のエントリーでもSCについては少し触れているのでこちらも参考にしてください。 http://sky-high-nest.sblo.jp/article/53117385.html

FXSeminar2014LevelD_0001.jpg

サンプルファイルはこちらからダウンロードしてください。

https://dl.dropboxusercontent.com/u/5968011/FXSeminar2014/DestructionSystemLevelDAll_v0001.max続きを読む
posted by けゑ at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2013年09月03日

複数選択したオブジェクトのマテリアルのパラメーターを一括変換(メモ)

複数選択したオブジェクトのマテリアルのパラメーターを一括変換したい時のスクリプトです。とりあえずメモ代わりということで。今回はディスプレイスメントを一括でオフしたい場合です。

sel = selection as array --選択したオブジェクトを配列に格納

ObjNum=sel.count --配列の数をObjNumの変数に代入

for i = 1 to ObjNum do -- for文で1からObjNumに入っている数の分だけ実行
(
meditMaterials[i] = sel[i].material --マテリアルエディターのi番目のスロットにi番目の配列のオブジェクトのマテリアルを格納

meditMaterials[i].displacementMapEnable = off --i番目のスロットのマテリアルのディスプレイスメントをオフ

)
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2013年07月08日

FumeFXのscriptでのシェーダーへのアクセスについて

FumeFXを使っていてMaxScriptからパラメーターにアクセスしたいという局面は少なからずあると思いますが、今回はその場合の注意点についてちょっと書いておきたいと思います。

 FumeFXのグリッドを選択してスクリプトリスナーで Show$を実行すると、スクリプトで変更可能なパラメーター群が羅列されます。しかしいざシェーダー周りをいじろうとするとその記述が殆どありません。今回はこのシェーダー周りにアクセスする際の方法をメモしておきたいと思います。


FumeShaderScript_0001.jpg


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posted by けゑ at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | FumeFX

2013年06月18日

TP&FumeImageBasedColorSmokeR&D v001解説

TP&FumeImageBasedColorSmokeR&D v001 from Kei Yoneoka on Vimeo.



久々のブログ更新です。今回はTPとFume3.xの機能を組み合わせてエミッターの発生源のテクスチャーの色を基に煙の色をつける方法を解説してみたいと思います。内容的には中級ぐらいのものだと思います。

現実世界の煙は場合によっては単色ではない場合が結構あるのでそういう場合は発生源のコンディションに応じて煙にも色のバリエーションが着くべきだと思います。それがよりリアルな結果を生むことが多いです。





そもそもテクスチャを張ったオブジェクトから色付きの煙を出すのは非常に簡単です。でもこれだとプロシージャルなセッティングができないので効率的なエフェクトの仕組みを作るのには向いていません。TPだとそこら辺は問題なく出来るのでやはりTPをエフェクトのワークフローに組み込むことはかなり大きなアドバンテージがあるというわけです。今回はテクスチャを張った板ポリからパーティクルを発生させそこからSmokeをシミュレーションするというシンプルなシーンの設定にしています。

ColoredSmokeSceneSetting.jpg続きを読む
posted by けゑ at 17:13| Comment(4) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2013年01月10日

Scanline VFX Vancouverに移籍しました。

 明けましておめでとうございます。ここしばらく更新が滞ってましたが、最近ぼちぼち落ち着いてきたのでブログの更新を久々にしておきたいと思います。

 今年一発目の記事はタイトルにあるようにScanline VFXへの移籍です。ツイッターとかフェイスブックやってる人だったらもうとっくに知ってることなんですが、とりあえずブログでもご報告です。

http://www.scanlinevfx.com/index.html


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posted by けゑ at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外就職

2012年07月02日

(TP Basic) PSerachの使用例

 TPの機能にPSerachと言うものがありますが、それを実戦でどう使うのかというのを紹介してみたいと思います。今回の例では、Rayfireであらかじめボロノイ分割された破片群をガイドオブジェクトを使用してある程度のまとまりに固めてシミュレーションするというものです。PSerachは破片オブジェクトをガイドオブジェクトにアタッチするために必要で、ガイドオブジェクトに一番近い破片を調べるのに使います。

(とりあえず時間が無いので記事は追々まとめますが、ひとまずファイルをアップしておきます。)





http://dl.dropbox.com/u/5968011/PSearchBasic_v004.zip
posted by けゑ at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2012年05月29日

thinkingParticlesエフェクト実践テクニックセミナー フォローアップ tP PinArt example編

 もう大体の人は知ってると思いますが、去る5月2日にTMSさん主催でインディーゾーンさんと合同のエフェクトセミナーを実施しました。 https://www.tmsmedia.co.jp/index.php?name=News&file=article&sid=260
普通いの一番にここでセミナーの開催を告知するのが当ブログの役目なんですが^^;色々忙しくて怠慢してました。

 さてお陰様で好評のうちに終了した本セミナーですが、一回聞いただけでは分からないという人やもっと詳しく聞いてみたいという人、後はセミナーに参加できなかったという人に向けてセミナーの内容をフォローアップして行きたいと思います。とは言え当日喋った内容とあんまり変わらないんですが^^;

 今回はまずtP PinArt exampleから始めたいと思います。ムービーは以下の通りですね。あとサンプルシーンもDLできるようにしたので参加できなかった人はそちらから落としてみてください。





https://www.dropbox.com/sh/v4f6eausqigcvaf/f3nQSHZnBz/PinArt.zip
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2012年05月21日

Iteratorの応用その1

今回は前回説明したIteratorの応用編です。前回はパーティクルを立方体上に整列させるというものでしたが、今回はオブジェクトのサーフェイス上に規則正しく並べる方法を考えてみます。

IteratorApplicationBornAlongUV.jpg

追記:サンプルファイル公開しました。下記のリンクからDLしてください。

https://www.dropbox.com/sh/v4f6eausqigcvaf/FxReT2i4dM/IteratorStudy_v004.zip続きを読む
posted by けゑ at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2012年05月20日

(TP Basic) Iteratorの基本

今回はIteratorオペレーターの使い方について説明します。

Iteratorとは何かというと、一言で言えば、文字通りある操作を「繰り返す」時に使用します。とは言ってもあまりピンと来ないと思うので簡単な例で説明してみます。例えば以下の画像のように、パーティクルシェイプを立方体状に積み上げたい時はどうすればいいか考えてみます。

IteratorXYZ.jpg

追記:サンプルファイル公開しました。下記のリンクからDLしてください。

https://www.dropbox.com/sh/v4f6eausqigcvaf/JZs-GBmkRC/IteratorBasic_v001.zip続きを読む
posted by けゑ at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2012年01月17日

(TP Basic) Randomオペレーターを使ったビューポートのパーティクルを間引く方法

 今回ツイッターの方で「TPでビューポートとレンダリングでパーティクル数を変える方法」はあるかという質問が出たのでさっくりと説明してみたいと思います。 とは言え、実は自分も以前そういうあって当然そうな機能は無いのかとピクソの元同僚に聞いたんですが、「無い。」とのことでした^^;でも他の方法を使って似たようなことができるというのを教わったのでそれを紹介しておきます。続きを読む
posted by けゑ at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2012年01月16日

(TP Basic) RefernceとPAttachとSCの基本



今回はそれぞれ異なるグループのパーティクルとパーティクルをくっつける(Attach)する時に必要なReferenceの概念を説明します。これを理解するとパーティクルグループ同士の親子関係が簡単に作れる他、インスタンスジオメトリーのシェイプにもパーティクルをくっつけたりもできるので、最初からある程度の形状を持ったまま発生するFumeのパーティクルソースとしても使えたりします。また今回TPでRDBの計算をするときに非常に重要なSC(Shape Coliisonオペレーターの最新版)の説明も簡単にしておきたいと思います。

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posted by けゑ at 04:28| Comment(3) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2011年12月18日

(TP Basic) ダイナミックセットツリー内のオペレーターの順序の重要性

 今回はTPのセッティングをする際に非常に重要な、ダイナミックセットツリー内のオペレーターの順序について説明します。これは以前掲載した「(TP Basic) Memory Operatorの基本」の記事で、同じように設定したのにうまくTeapotが発生してくれないという人が何人かいたので恐らくこうであろうという理由とそのロジックを説明しておきたいと思います。

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posted by けゑ at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2011年12月14日

(TP Basic) PPassABの基本



今回はTPの基本的で重要な機能のPPassABの説明をしたいと思います。場所はCreatロールアウト内のオペレーターから入ったInitiatorの中です。TPではnodeヘルパーを使ってシーン内のオブジェクトをピックアップしDistance ノードでパーティクルのDistanceやDirectionを調べたりできますが、PPassABはそのパーティクル同士版といった感じです。2つのパーティクルグループ同士をチェックする機能を持っていて、全てのパーティクルをチェックしたり一つのパーティクルグループから見て特定の範囲内にあるパーティクルのみをチェックできたりします。これだけだといまいち使い道が分からないと思うので早速実際の使用例を見てみましょう。続きを読む
posted by けゑ at 05:05| Comment(2) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2011年12月05日

(TP Basic) Memory Operatorの基本

 


今回は今後頻出するであろうMemory Operatorの使い方について説明しておきます。以前"(TP Basic)Debugの基本"のエントリーで少し出てきましたが、今回はDebug用ではなく本来の用途の説明になります。cebasのwikiには"Storing data is one of the most important tasks when doing complex particle system setups. The Memory node is especially made for this kind of task.

One of the biggest features the memory operator offers is the DynamicSet wide parameter access, any value may be accessed in any DynamicSet at any time. Also storing values per particle is also possible"とあります。「データの保存は複雑なパーティクルシステムのセットアップをする時に最も重要なタスクの一つです。Memoryオペレーターが提供する最大の機能の一つは広いダイナミクスセットのパラメーターのアクセスでどのダイナミクスセットにいつでもどんな値でもアクセスできます。またパーティクルごとの値の保存も可能です。」とのことです。まあこれもなんのことかさっぱり分からないと思います。では実際にこれがどういうことなのか作例で見ていきましょう。

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posted by けゑ at 06:28| Comment(7) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2011年12月04日

TMSさんから自分が作成したThinking Particles4の作例のシーンがDLできます。

http://www.tmsdownload.com/tmsblog/?p=198

以前より自分がR&D用に作成してVimeoに上げているいくつかのシーンをTMSさんから配布しています。いくつかのシーンはブログの記事と連動しているのでぜひ触ってみてください。ただしちょっと今回のものは中級以上のレベルを対象にしています。TPのオペレーションや概念が分かってきてもっと実践的な複雑なことをしたいと思っている方はぜひ中身を覗いてみてください。
posted by けゑ at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

TMSさんの6ヶ月間無料で使える「thinkingParticles体験キャンペーン」

 最近は主にツイッターをメインにやっているのでこっちでは告知してなかったんですが、TMSさんが"6ヶ月間無料で使える「thinkingParticles体験キャンペーン」"というものを実施しています。

https://www.tmsmedia.co.jp/index.php?name=News&file=article&sid=248

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posted by けゑ at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

(TP Basic)Value To Timeの応用 light intensity



今回は前回のValue To timeの応用をやってみたいと思います。実はこのValue To timeはパーティクルのパーティクルエイジだけでなくその他色々なデータを元にしてもタイムラインを作ってパーティクルの挙動をコントロールできます。この感覚が理解できればかなりのTPのポテンシャルを引き出すことができるようになります。

今回はこのムービーのようにライトの強度のデータを基にしてValue To Timeのタイムラインを作ります。やり方は殆ど同じです。


追記:サンプルファイル公開しました。下記のリンクからDLしてください。

http://dl.dropbox.com/u/5968011/ValueToTimeExample_LightIntensity.zip続きを読む
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2011年11月25日

(TP Basic)Value To Timeの基本

今回はValue To Timeヘルパーオペレーターの説明をします。これはcebasのヘルプによると”The Value To Time Helper gives you the ability to take any scalar value and turn it into a time value. ”とあり、つまり「Value To Timeヘルパーはスカラー値を時間値に置き換えることができる」そうです。なんのことか訳分からないですよね。結論から言うと、このヘルプを読んだだけでは絶対Value To Timeを理解するのは無理です^^;でもこれを理解すればTPがいかに強力かがよく分かるようになります。続きを読む
posted by けゑ at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles

2011年11月24日

(TP Basic)Debugの基本

 今回はDebugという、TPのデータをチェックする機能を説明します。TPを触っているとデータのフローが間違っていて思い通りに動作しないことがしばしばありますが、原因がどこにあるのかを特定しやすくするためにこの機能を使うと非常に便利です。

DebugBasicIntro.jpg

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posted by けゑ at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles