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2008年08月14日

シーグラフ2008 4日目

CIMG0116.JPG 

今日は、昨日朝までブログ書いてたので激睡眠不足だったためほとんどのセミナーで睡魔に勝てない
という失態をやらかしてしまいました。ちゅうか中年男性の英語スピーチはなんとも言えない催眠効果が
ありますね。それはさておき眠い中でも記憶に残っていることを書いてみようかと思います。

CIMG0118.JPGCIMG0117.JPG 

まず最初はMachines and Monsters: Tippett and ILM Reveal the Secrets Within
"Cloverfield" and "Iron Man" というくそ長いタイトルのプロダクションセッションです。内容は
前半にティペットスタジオによるクローバーフィールドのメイキング、そして後半はILMによるアイアン
マンのメイキングです。ちなみに内容は以前紹介したメイキングムービーの内容にいろいろ未公開
の映像をプラスしたようなものでした。


 
 ティペットスタジオによれば、クローバーフィールドはかなりの低予算なんだそうです。それにしても
こっちからしてみればかなりガチな作りだとは思うんですけど。主役の怪獣クローバーはZBrushで
モデリングし、MAYAにてアニメートされていました。ぱっと見の印象だと、モデル自体はそれほど
ものすごいものではないという印象ですが、SSSが利いた質感や筋肉シミュレーションやライティング
などの要素が加わりさらにハイレベルなコンポジットなどが合わさってかなりリアルなものになってい
るという印象です。特にコンポジットはかなり凄くて、ラスト付近のクローバーがB2爆撃機の爆撃を
受けるシーケンスのメイキングなどは(以前紹介したムービーの2:59あたり)、ぱっと見荒い感じで
MAYAのフルイドやFumeFXだったら簡単に作れそうな爆発や煙素材が最終的にはほとんど違和
感のないものになっていました。これは参考になります。ちなみに空撮素材のビルはトラッキングし
てジオメトリを配置しているのでフルイドの煙とインタラクションを持つようになっています。こういう
細かい作りこみがリアルな臨場感を生むんですね。怪獣ものの自主制作はそのうちやってみたい
気がします。
 
 次にアイアンマンのメイキングですが、これは正直それほど興味を引かれる内容ではなかったの
でちょっとねちゃってしまいました。記憶していることだけ言えばアイアンマンのモデルははポリゴン
数だと2500万ポリゴンということくらいですか。今の環境だったらもうそれほど驚かない数ですね。
 あとは実際にモックを作ってそれを撮影して質感などの参考にしていて、鉄の独特の違法性反射
をシェーダーを書いて再現したそうです。
 
 次に個人的に気になっていたJiggly Fluids というフルイド主体のTechnical Paperです。これ
も申し訳ないですが説明の部分は異常に眠たくて撃沈しました。ただ韓国の大学の研究チームに
よる泡の表現の論文がなかなか印象深いものでした。詳しい内容は以前紹介した記事この部分
にあります。発表中に、大きな波はSPH方式で再現して細かいしぶきはパーティクルで処理するという
説明をしていたんですが、その例で怪獣やウルトラヒーロー的なものが海で暴れて波しぶきがおきる
アニメーションがあって、海面に広がる泡やはじける飛沫などがかなりリアルで非常にポテンシャルを
感じるものでした。
 
 Jiggly FluidsのあとはまたEXHIBITIONをぷらぷらしていたところ、Flantic Filmのブースで
MR.BOBOと遭遇。松林少女でクラカトアを使ってかなり助かったという話をしたら喜んでくれて握手
をしてくれました。また彼がかなり信頼を寄せる人物も近くにいたみたいで、彼とも握手をしました。
なんともいいチームワークを感じさせるプロダクションだなと思います。

 

CIMG0141.JPG
 
 いろいろ見て回った後は知人と合流してノキアシアターで開かれるソニー・ピクチャー・イメージワークス
のプロダクションナイトに参加することに。待ち時間があったのでロースとビーフのうまい飯屋に行った
んですが、最近胃が収縮気味の自分にとってみたらしゃれにならないくらい大量の肉とパンとジャガイモ
らしきものが運ばれてきてびっくり。出されたものは残さず食べるが家訓の家に育った自分ですが、これ
はさすがに無理でした。ていうかみんな残したら持って帰ってるみたいでした。そりゃそうだろうなあ。


 CIMG0142.JPG
 さて肝心のプロダクションナイトですが、まずノキアシアターのでかさにびびりました。いつも自分が
行っている新宿のバルト9のでかめのシアターの2倍はあるかもです。これはちょっと感動かも。で、
内容の方なんですが、どうやら自分が考えていたものとは全く違っていて、最近亡くなられたSFXの
巨匠、スタン・ウインストンのトリビュート的なものでした。最初にパネラーが何人か話をして、その後に
なぜかターミネーター2のデジタルリマスター版を鑑賞するという流れに。最初はなんだよーとか思った
けど、いざ見てみると10何年も前に作られたものとは思えないくらいクオリティが高くて正直びびり
ました。音響もすごくてけつがびりびりしますw結局最後までしっかり見てしまったわけですが、製作
環境がはるかに恵まれている自分が全く足元にも及んでないんじゃないかと思えるくらいの刺激を
受けました。早く帰って仕事したい気になりますね。
 
 
 

posted by けゑ at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | SIGGRAPH2008
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