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2011年01月09日

新年明けましておめでとうございます。

 もうすでに日がかなり経ってますが、明けましておめでとうございます。相変わらず書くペース遅いですが今年もよろしくお願いします。

去年は色々と怒涛の展開があり非常に充実した1年になりました。ヤマトを始めとしたエフェクトヘビーな仕事に多数関われたのもそうですが、長いこと挑戦していた海外就活も結果を出すまであと少しのところまで来たことも自分の中では相当大きな出来事でした。そういった諸々の出来事を振り返りながら今年の抱負も含めて今後の展望を書いてみたいと思います。 

エフェクトに関しては自分は完全にFume、Krakatoaの2つが軸なのは相変わらずなんですが、ここにシンキング・パーティクル(以下TP)が加わって来たのは大きい変化です。MAXでエフェクトをする者ならTPは今後必須のスキルになることは間違いないでしょう。自分はまだそこまで深くTPを理解してないんですが、ヤマトのガミラス空母崩壊シーケンスでは確実にTPなしでは出来なかったと思います。PIXOMONDOやScanlineみたいにMAXをエフェクト製作ツールにしている海外スタジオでもTPのスキルがあるというのは相当なプラスになります。今後は自分はTPをより使い込んでマスターしていくのが当面の目標になると思います。

 FumeやKrakatoaを絡めたエフェクト表現は現状ほぼMAXエフェクトのスタンダードになっている感がありある意味新鮮味がなくなって来ているのですが、2012の崩壊、火山の噴煙、津波みたいな大規模なものになると数百Gのキャッシュを扱う必要性がある為インフラ回りにも関わってくるので相当難易度が上がってきます。今後はこういう高難易度のエフェクトをやれるかどうかでそのアーティストやプロダクションの真価が問われることになると思います。自分はMAYAやHoudini、XSIをきちんと触れないので比較のしようがないですが、今のところ国内の規模で出来る限りのエフェクトの最大瞬間風速を出せるのはMAXだと思っています。大規模な煙等はまだまだFumeの独壇場だしパーティクルの描画に関してはKrakatoaはかなりのパフォーマンスを出せます。崩壊系のエフェクトはTPはワークフローの面などを考えると圧倒的に強いです。ただし最近はHoudiniやXSIも高機能化しているのでいずれその差は縮まっていくでしょう。





 海外就活に関しては海外で使われているメジャーソフトはMAYAであるという現実を痛感しました。以前参加した2度のシーグラフでのJob FairではMAYAとMAXの求人の割合は9対1位です。MAXのみで勝負しようとすると圧倒的にチャンスをなくすことになります。とはいえ最近は前述のPIXOMONDO、Scanline以外にもMAXをエフェクトツールとして使用しているプロダクションは増えてきているようです。LumapicturesやWiskytreeといった中堅プロダクションもMAXを使っていますね。DDもコマーシャルチームが元々MAX使っていたのもあってエフェクトでもMAXできるのはプラスみたいです。でも最近は業界的にエフェクトやるならHoudiniという空気もあるのでHoudiniも注目しつつ行きたいです。海外ではHoudiniの求人も増えてきて実際にHoudini使いは重宝されるそうです。

 あと自分の苦手分野でもあるんですが、スクリプティングやプログラミングも必須のスキルです。エフェクトの求人を出しているスタジオの殆どがツール製作やパイプライン構築までカバーできる"エフェクトTD"として募集しているように、エフェクトはスクリプトと込みで考えるべきだと思います。自分はライトウエーブやMAXからエフェクトに入ったので余りスクリプトをごりごり使うことがありませんでした。自分の下積み時代もそういう必要性をアドバイスをしてくれる人がいなかったのも痛かったです。今もなんとか工夫しながらエフェクトを作っているわけですが、そういう方法で行っていると海外就活の時に苦労しますね。MAYAからエフェクトに入ってる人はパーティクル周りで否が応でもエクスプレッションなどやる必要があるのでそこら辺の抵抗が少ないかもですね。もしかしたらそもそもそこで躓いてエフェクトやめちゃう人も多いのかもですが^^;とりあえず多方面から聞いた情報だとやはりPythonがCG業界のスクリプトのメインストリームみたいですね。MAYA,Houdini、Nuke、Realflowなどもサポートしてるし汎用性は大きいですね。今後勉強するなら確実にこれでしょう。自分はやはり今後もMAX使いであることは変わらないのでMAXScriptも平行して覚えていかないとですが。

 あとエフェクト、スクリプト以外のところで言うと、「フルCGでフォトリアルを表現する」という部分に力を入れたいです。まあこれはエフェクトも絡んでくるんですが、実写のプレートが一切ないフルCGの状態で誰が見てもフォトリアルに見せるのは無茶苦茶難しいです。特に森や草等の自然物の広い背景を描画する場合は難易度高いですね。絶対どこかCG臭さが残ってしまうというか。その点Alex Roman氏の作品はそういう部分をクリアしていて自分が目指す境地にすでに到達していると思います。





ここはリニアワークフローやフィジカルベースドライティングなども絡ませていく必要性がありそうです。勿論マットペイントやコンポジットもですね。特にコンポジットはNukeをぜひ覚えたいです。逆に言えば、実写プレートにCGで作ったオブジェクトを合成するのはもうそれ程高度な技術ではなくなってきているというとこでしょう。恐ろしい時代になってきたものです^^;
 
なんだかとりとめもない感じになってきましたが、ざっくりと今年の抱負を言うとするとCG的には

・PIXOに行くことだしTPを極める
・いい加減MAXScriptやPythonを覚える
・フォトリアルなフルCGを極める
・Nukeでのコンポを覚える

こういうことでしょうか。一度に多くのことに手を出してしまってどれも駄目になると本末転倒なのでHoudiniは余力の範囲内にしておきます。自分はそれ程キャパないもんで^^;後はCG以外だと

・英会話のスキルをさらに伸ばす

これに尽きます。て言うかこれもCGの延長上にあるものなんですが^^;多分「ドイツに行くんだからドイツ語やるべきだろ」という声もあると思いますが、まず自分の使えたいことを限りなく100%伝えられるようにするのを優先したいのでドイツ語は後回しにしたいと思ってます。例えば仕事の工程を説明するのに内容の10%も伝えられないドイツ語で話すよりまずは英語で100%伝えられるようにした方が組織の為になります。ドイツ語を本格的に勉強するのはそれが出来てからですね。多分7,8年後くらいでしょうか^^;とはいえ簡単な挨拶くらいはすぐ出来るようになりたいですね。


 というわけで、今後もエフェクトを中心としたCG全般や海外就活に関する情報を発信していきますので今後ともよろしくお願いします!
posted by けゑ at 04:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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