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2011年11月24日

(TP Basic)Debugの基本

 今回はDebugという、TPのデータをチェックする機能を説明します。TPを触っているとデータのフローが間違っていて思い通りに動作しないことがしばしばありますが、原因がどこにあるのかを特定しやすくするためにこの機能を使うと非常に便利です。

DebugBasicIntro.jpg

 
 まずやり方です。TPのUIのMaster Dynamicを選択し、右側のMaster Dynamicロールアウトメニューにチェックを入れます。そうするとThinking Particles Debug Logという別ウインドウが出てきます。タイムスライダーを進めるとt = 0 dt = 160などという文字列が出てくると思います。この状態ではまだどのパラメーターも指定していないので何もチェックできません。

DebugBasic1.jpg

 ちなみにこのt = 0 dt = 160が何を意味しているのかというと、tはtickで1秒を4800分の1にした非常に短い時間の値なんですね。で、シーンがもし30fpsだとすると、4800÷30で160、つまりdtは1フレーム160tick分の増加具合を示しているということになります。dtが厳密になんの略かは分からないですが^^;タイムスライダーを動かすと最初のフレームがt = 0だったのが160,320,480,,,と160ずつ増加しているのが分かると思います。

 さて実際に何かしらのデータを確かめてみたいと思います。前回のエントリーで使用したthresholdの説明用のシーンでまた解説します。

 まずはthresholdノードのvalueインプットを右クリックします。するとWrite To Debug Logという文字がでます。それを選択してオンの状態にします。インプットが青くハイライトされます。そこでタイムスライダーを動かすと、パーティクルが発生するたびにDebug LogにValueのインプットに流れてくるパーティクルのサイズの値が記録されていると思います。この値をチェックしながらダイナミクスのフローを確認していくのがTPで問題が起こった時に対処する一番の手段です。

DebugBasic2.jpg


 ちなみにこの場合はthresholdノードのフローがきちんとしていないとDebugは機能しません。以下の例のようにフローが不完全だとDebug Logに何も出てきません。

DebugBasic3.jpg

 しかしもう一つの方法を使えばどのようにフローが構成されていても大丈夫です。それはMemoryオペレーターノードを使う方法です。

 まずMemoryオペレーターが何かというところから説明すると、パーティクルのエイジ、サイズ、ベロシティー等の情報やコリジョン判定のタイミングやそのポジション、コリジョン面のノーマル情報など、ほぼ全てのTPで扱えるデータを一旦保存しておいて別のダイナミクスセットで再利用する為のオペレーターです。これの詳しい使い方についてはまた後日説明したいと思いますが、とりあえずはDebugで使う為のやり方を簡単に説明します。

 Memoryオペレーターノードはダイナミクスセット内のCreat ロールアウトからstandardを選択した中にあります。Memoryオペレーターノードを作成したら、Memoryロールアウト内のMemoryと書かれてある部分を右クリックします。すると色々なパラメーターのTypeが選択できると思います。その中からDebugしたい要素を選択します。この中からsizeを選択し、必要に応じてリネームしておきます。これでMemoryオペレーターノードで扱うTypeの登録ができました。

DebugBasicmemory1.jpg

DebugBasicmemory2.jpg

DebugBasicmemory3.jpg

DebugBasicmemory4.jpg

DebugBasicmemory5.jpg

 次にこのsizeのTypeをクリックしたらそのまま下にドラッグしてinputの枠の中に入れてあげます。そうするとMemoryノードに先ほど作ったsizeのインプットが出来ていると思います。そこにパーティクルグループノードのsizeをコネクトするとMemoryノードのインプットの方でDebugが出来るようになります。



DebugBasicmemory6.jpg

DebugBasicmemory7.jpg

 この2通りのDebugの方法を知っていれば、問題の発見が非常に容易になるのでぜひ活用してみてください。

posted by けゑ at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | Thinking Particles
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